Project

プロジェクト概要

八幡平市メディテックバレープロジェクト(正式名称:八幡平市メディテックバレー推進計画)は、過疎地域特有の地域課題の持続的に解決のために八幡平市主催の元で立ち上げられた産官学プロジェクトです。最先端のICT技術を活用して地域課題解決を行い、同時に新産業の創出により最先端の技術・知見と投資が集まる医療福祉×ICTの先進地「メディテックバレー」の形成を目指します。

ロゴのコンセプト

プロジェクトの地である岩手県八幡平市の「八」と市を囲む山々をイメージしたシルエットは、八幡平市という自然豊かなバレー(谷)に多くの人や知見が集結し、結晶となる姿を表現しています。

医療福祉とICTに関わる多様な人材や情報の集積が次第に美しい結晶となり、日本の地域社会のよりよい未来を創り出す大きな力へとなるようにという願いを込めています。

八幡平市メディテックバレー
プロジェクトの
中核未来

八幡平市メディテックバレープロジェクトの中核未来

遠隔診療
遠隔見守り

大雪や豪雪などの際も安心して医療が受けられ、安否確認ができる仕組みを整備します。

ICT人材育成

産業基盤の実装及び日本全国への横展開に必要となる ICT 人材の育成を進めます。

新産業・雇用創出

医療福祉× IT 領域に係る新たな産業基盤やサービスの創出に積極的に取り組みます。

上記に加え、
住民説明会・シンポジウムも行います。

Plan

事業計画

遠隔診療・遠隔見守り

2021~

本事業では、既に常勤医が不在となっている市内の「田山診療所」を核とした、 田山地区における地域の遠隔診療と見守りの実装からサービス実装を進めることを想定します。八幡平市の地域医療の中核を担う大更地区の八幡平市立病院 と連携、診療所や自宅から八幡平市立病院に勤務する医師による診療が受けられ、かつ、地域住民や離れて住む家族からの 24 時間 365 日の見守りを受けることが出来る体制を構築していきます。

2021年度の主な成果
・遠隔診療実施対象者数:20 人(平均年齢 78 歳)
・有償化後も使用を希望する高齢者モニターの割合: 100%

ICT人材育成

2021~

八幡平市におけるメディテック産業基盤の構築 と並行し 、これまで実績が重ねられてきた短期集中型プログラミングスクール「スパルタキャンプ」について、プログラム内容を大幅にアップデートした形で企画、実施し 、八幡平市における産業基盤の実装及び日本全国への横展開に必要となるICT人材の育成を進めます。

2021年度の主な成果
・スパルタキャンプのエントリー数:388 件(定員 15 人)
・キャンプを機に移住者のあった国:アメリカ、マレーシア、フィリピン等

新産業・雇用創出

2022~

本事業で実施する 遠隔診療・見守り融合DX 基盤の社会実装事業 、 AI・ICT人材育成事業を基礎に、民間資金や研究費等を活用した医療福祉×IT領域に係る新たな産業基盤やサービスの創出に積極的に取り組みます。

想定する事業例①:疾病リスク予測AI の開発

本事業で実装する遠隔診療・遠隔見守り融合 DX 基盤の整備により継続的に取得される匿名データを活用し、脳疾患や心筋梗塞等の発症リスクを早期にアラートする「疾病リスク予測 AI 」の開発事業を想定しています。開発成果はサービス提供やヘルスリテラシーに係るレクチャー等の形で、地域住民に還元するとともに、新サービスの開発に伴う首都圏大企業等からのコンソーシアムへの参加及び資金流入や、新たな雇用創出等による人口流出の抑制・新規流入者増等の地方創生に資する効果にもつなげていきます。

想定する事業例②:携帯電話圏外を含むドローン遭難者捜索の仕組み実装

AP TECH 株式会社が提供する Hachi の基幹技術を用い、 LPWA Low Power Wide Area )網を活用 した携帯電話圏外を含むドローン遭難者捜索の仕組み構築を想定します。八幡平市は、十和田八幡平国立公園等の広大な携帯電話圏外エリアを有する市であり、ほぼ毎年、携帯電話圏外エリアにおける遭難者が発生しており、住民等の安全確保と行政コスト増に関する大きな課題となってきたところです。携帯電話圏外における遭難者対策は、山間部や離島地域などを有する自治体における共通課題とされており、八幡平市初のサービスとして全国へ展開することを想定しています。

今後の展望

今後の展望

・八幡平市で確立した、遠隔での診療と見守りのメソッドについて他地域への横展開を進めます。医師確保や見守りの担い手不足に悩む全国の過疎地や離島に実装し、人口が減っても安心して住み続けられる社会を実現することを目指します。

・ 起業家人材育成プログラムを他地域へと拡大します。地域課題を自らのリソースで解決する稼ぐ力のある過疎地を全国に増やすことを目指します。

・データを極小化する技術の他分野への応用を進めます。高効率な疾病予測 AIの開発やドローンの 4G 圏外飛行などの実現を目指します。